中高年が転職を成功するカギ

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企業視点を見抜こう!

   

企業視点を見抜こう!

 中高年が転職活動を行うときには、自分の希望条件だけでなく、企業側のニーズにマッチしたアピールができるかどうかが、採否を分ける重要なポイントになります。では、どうして企業視点を見抜く必要があるのでしょうか。

 それは、企業が中高年の採用に当たって求めていることが、必ずしも求人票に明記された職務内容に関する専門スキルだけではないのが通例だからです。近年、企業が中高年の採用に積極的なのは、新規事業の立ち上げなどが盛んで、社内にその分野に精通した人材がいないことでの補充という側面があるからです。ですが、一人の中高年を採用したからと言って、業務のすべてをまかなうことなどできませんから、組織として遂行できるシステムを構築する必要があります。

 そこでリーダーシップを発揮して、組織づくりを行うために、中高年のスキルを必要とするケースが圧倒的に多いのです。求人票には仕事内容に関する記述はあっても、入社後に組織として求められる役割について触れることはありませんから、隠れた企業視点を把握して、その点についてもアピールできるかどうかが、採否の重要なポイントになるのです。

企業視点を見抜くための方法とは?

 では、求人票には明文化されていない、企業視点をどうやったら見抜くことができるのでしょうか。それは、企業研究をしっかり行い、徹底して分析することです。事業内容を調べることはもちろん、従業員の平均年齢や在職期間を調べることで、自分がその程度、部下の指導・教育・育成を行う必要があるのかどうかの目安になります。

 また、転職サイトの求人情報や自社のホームページなどで、実際に働く社員の画像がアップされている場合、そこに映っている社員の年齢層を見ると、会社の雰囲気がわかります。若手社員が多い場合は、中高年はマネジメントスキルを持つことが重視されます。

 さらに企業は、中途採用した中高年を自社で教育・育成しようという考えはありません。即戦力として、成果に直結する専門スキルと人的ネットワークを使って、新たな販路が開ける人材かどうかも、重視しています。そうした隠れた企業視点を見抜くためにも、業界全体の動きやライバル会社と比較しながら、企業研究を進めてみてください。

 - 転職するために必要な視点

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